| 暫定タイトルマッチだったんだけど、面白かった〜!寝る前に見たんで、興奮して珍しく寝つきが悪かったもん。(普段は10秒で爆睡)
チャムはトリニダードにこそ歯が立たなかった(3RTKO負け=パンチで目がふさがった為)けど、鎧を着たような頑丈な上半身で、ぐいぐいと攻めるスタイルは、大抵の相手を力でねじ伏せてきた、怪物のような選手。戦績は41戦38勝(36KO)2敗。なんと約95%のKO率!
それに対するサマニエゴは42戦35勝(28KO)6敗1分。こちらも8割のKO率ながら、やや線が細い感じ。ただ、ロベルト・デュランの甥との事。でも、どうかな?って思いながらゴングを聞いた。
わっ!パワー違いすぎ!!身長はサマニエゴの方が高いのに、体格とパンチ力はクラスがまるで違うみたいだ!
1〜2ラウンド見ただけでは、すぐ終わってしまいそうな感じだった。4ラウンドもゴング間近にいいのを食ってダウンしそうになるし…
それでも、時折カウンターを決めてはいたけど、ロープに押し込まれるシーンが多く、中盤には終わるかもって雰囲気は変わらず。
でも、チャムがラウンドの中盤からスローダウンし出すんよね。サマニエゴが時折反撃出来るようになって来て、3分間の間に攻守が何度も入れ替わる、非常にスリリングな展開になって来た。
とはいえ、チャムのパンチがまともに当たれば、サマニエゴは健闘空しく散るかもと思いつつ、デュランの甥に負けて欲しくなかった。
11ラウンド。1分のインターバルで多少充電出来るのか、最初の1分はとにかく攻めまくるチャム。サマニエゴ危うし!中盤、スタミナが切れておとなしくなったチャムにサマニエゴが反撃。しかし、バテててもまたいいのが当たると元気になるんよね。終盤またチャムの猛攻!ゴング。ふ〜…
そして最終ラウンド。完全にKOを狙ったチャムが襲いかかる!サマニエゴがここをなんとかしのいだらチャムは完全にスタミナ切れ。フラフラでよろよろのチャムを攻めるサマニエゴ!たまらず背を向けてロープにもたれかかった所にセコンドが入って来てレフェリーストップ!
チャムはその後、ひっくり返って立てない位のバテようだった。デュランの甥の、見事な怪物退治劇!
チャムが勝っとったら、面白くもなんともない試合だったろうに…これがボクシングの醍醐味だね!
試合後のジョー小泉さんの「体の力とパワーだけが強いとは限らないんですね。竹のようなしなやかさも必要ですね。今日は人生を見たような思いでした」とのコメントが妙に印象的だった。
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