―映画の話―      

 

  白衣の店主の映画鑑賞日記---月に2〜3回、夫婦で映画館へ足を運びます。約2時間の現実を忘れる時間は、とてもいい気分転換になります。 いわゆる「通」とか「マニア」じゃないので、深い観方は出来てないと思いますが、最近観た映画、ビデオの話などしてみますね♪                   

                  

2,005. 6. 2   「ミリオンダラー・ベイビー」     2,005. 6/2〜 2,006.6/21    

  これは良く出来たボクシング映画だと思います。高校の頃からのボクシングファンから見てもつっこみ所がそれほど多くなく(ロッキーはひどかった…)、まあ、やっぱ触れときましょうか、つっこみ所。

最初あんなにぎこちなく下手だったマギー(ヒラリー・スワンク)がメキメキ強くなっていくのは素質があったからだとしても、実際の試合ではそれほど頻繁にはあんなに派手に倒せませんよ。

いいパンチを浴びて手が出なくなったところでレフェリーがストップするってパターンが一番多いですね。まあ、映画ですからあれくらいの表現が一般の人にはわかりやすいのかも知れません。

それから、あの試合(ネタばれすれすれ)、負けはないでぇ。ありゃ相手の反則負けですよ。セコンドも実際ならもっと抗議しとるはず。それから元医療関係者のカミさんに言わせると、気管切開したら普通しゃべれんはずだそうです。

あぁ、危ない危ない。未見の人はこの辺流して下さい。

 

マギーのひたむきさ、次第に深まっていくフランキー(クリント・イーストウッド)との信頼感、逆に家族の意外な冷淡さなどなど、観ていくうちにマギーにどんどん感情移入してしまいます。

後半はなんとなく予想はしてたんですが、思いもしない展開となります。(予想してたんなら思いもしないはない?)いや、なんとなく予想していた以上の展開です。あのまま終わっちゃ普通の作品止まりだったかも。ただのサクセスストーリーでないところがかえって良かったのかも知れません。(ネタばれ厳禁なので触れませんが…)

役者さん、それぞれ素晴らしい持ち味を出してます。特にモーガン・フリーマンが良かった。しかしクリント・イーストウッドはすっかりおじいちゃんになりましたね。                                        ★★★★★

2,005. 6. 8   「フォーガットン」           

 

 予告を見た時に、「面白そう!これ、観たいっ!」っての、ありますよね。これがそれでした。ただ、ひょっとして導入部だけ面白くて結果は○○でした、チャンチャン。ってな事ないだろうな…って不安もどこかにあったのは確か。

始まりは予想通り。さてこの後はどうなる?って思っていたら、「う〜ん、そう来たか・・」ってな展開になります。

これはどうかな、ま、ありでしょう。私は許す。

最終的に描きたかったのは母の子に対する愛の強さでしょう。ほんと、強いですわ。ジュリアン・ムーア、ちょっとオバさんになっちゃったんだけど、薄幸そうな感じが役にぴったり。涙を誘います。時々びっくりするシーンがありますのでご注意を。                                          ★★★★

2,005.6.22 「Mr.インクレディブル(DVD)                                         

Mr.インクレディブルインクレディブルって「信じられない」って意味なんよね。(今調べた)確かに「何でもあり」ってとこ満載、ま、アニメなんで許すとかそんな事考えるヒマもないくらい楽しい映画ですワ。

正義のヒーローってトコはスパイダーマンっぽいし、子供達も活躍するのはスパイキッズを連想させるものがあるし、アクション、戦闘シーンは007シリーズ彷彿させると言うかそれ以上かも。

出てくるキャラそれぞれが大変個性的で憎めなくて、笑えて仕方なかったです。どうぞ家族で見て下さい、楽しんで下さいって作品ですね。ラストシーンも最高!思わずニヤリ。さすがディズニー! 続編ありそう?                                         ★★★★

しかし、あのシンドロームってキャラ、あの、クリームシチューの有田に似てません? 上の娘は激しく同意してくれたんですけどね…(カミさんは「髪型だけだがん〜(笑)」でした。。。

 似てるよね〜

2,005. 6.29   「宇宙戦争」           

 封切の日、朝一で観ました。それだけ期待が大きかったって事です。実際かなり面白かったですね。最近観た中ではBestかも。2時間があっという間でした。終わりは返って呆気なかった位。

そう言えば原作はこんなんだったよなって、終わってから思い出しました。最中はどうなるんだ、どうするんだって事しか頭になかったんです。それほど良く出来てたって事でしょうね。

ストーリーは大体わかっちゃってるとは思いますが、以下少々ネタばれ気味です。

トム・クルーズは写真のようにかっこ良く見えるんで、何かやってくれそうな気がしたのですが、なんだよ、普通に怖がって逃げてばっかだがん。すぐキレるダメ親父役なら他の俳優でも良かったんじゃない?なんて思ったりもして。

ダコタ・ファニングは凄いです。襲われて車で逃げるシーン。パニックになって泣き叫ぶ(この辺で言う「ちりけ」状態)とこなど、なんて上手いんだって思いましたね。きっと将来大物になりますよ、このコは。

ストーリーの展開上、過去のいろんな作品がオーバーラップします。エイリアン、アビス、スターシップトゥルーパーズ、タイタニックなんかも。 しかし、見せ方は当然スピルバーグ風。さすがです。

ラストはほんと呆気ないです。もうちょっとあっても良かったかもって思います。世界各地がどうだったのかとかね。

しかし、安全な場所を求めて移動する群衆。あの場面は観てて辛かったですね。人間ってああいう状況だとあんな風になっちゃうんかと。

観終わった後、「もう一回(映画館で)観たい!」って映画、そうありませんが、これは思いました。無理っぽいですがね。(実は観に行きましたです) DVD、出たら必ず欲しいです。(買いましたです)

                                        ★★★★★

2,005. 9.14   「奥さまは魔女」           

 ありきたりの感想ですが、ま、面白かったです。オリジナルのテレビ版が大好きだったんで余計にかも知れませんが。

って言うか、どちらかと言うとそういう人にしかウケないかも。

懐かしく、楽しく、笑えましたが、いくつか注文もあります。

まず、ダーリン役の俳優。ちとひどすぎ。もうちっとまともな男優にして欲しかったな。

最初ジム・キャリーにオファーがあったそうですが、断然そっちの方が良かったと思います。

それと、サマンサ役のニコール。きれいで可愛くてチャーミング。申し分ないようなんだけど、何て言うんかなぁ、まとまりすぎて素人っぽさがないと言うか、元々魔性のものを持ってそうな女性なんで、魔女ですって言われたら信じてしまいそうって言うか、意外性に欠けると言うか、いかにも魔女っぽくてね。

オリジナル版のエリザベス・モンゴメリーのような素朴さに欠けるというのは言い過ぎかな?

ラストも「あぁ、そ言えばこんなおばちゃんもおったなぁ」って笑い。見た事ない人には笑えんのじゃないかな。

オリジナルの呪縛というのか、見終わって昔のテレビ版が見たくて見たくてしょうがありません。
                                           ★★★★

2,005.10.12   「ステルス」           

 人工知能が意思を持って人間に対して反乱するってストーリーは別に新しくなくて、知る限りでは古くは「2,001年宇宙の旅」、新しいとこでは「アイ・ロボット」。知らないだけでまだありそうですが…

しかし、この映画は無人のジェット戦闘機が学習し、意思を持ち、核施設を攻撃しかけるってやつなんで、予想被害の大きさがこれまでと全然違ってドキドキします。

ただ、途中から予想とはちと違う展開に…

多少(?)のとこもないこともないですが、良く出来た映画だと思いました。あまり語るとネタばれになるのでこの辺で…                                          ★★★★★

2,005.11.30 「フォーチュン・クッキー(DVD)                                         

 ドタバタコメディ?否、さすがディズニー、ハズしませんね♪

これはmixiの「映画を1行でレビューしよう!」ってコミュニティに書き込んだ1行。

母娘が一時的に入れ替わってしまうという、現実離れしたストーリー。始まりはドタバタコメディっぽく、娘のキャラにも感情移入出来そうもない予感がしたんだけど、そのうち「あれ?今これどっちだ?」みたいに思ったり、ハラハラしたりとディズニーの術中にハマってしまいました。

立場が入れ替わってみて相手への理解が深まる?実際はそんな簡単なもんじゃないだろうけど、まぁ、良く出来た映画だと思います。

親娘で観る事お勧め。                             ★★★★★

2,006.1.4   「キング・コング」           

 特撮がややおそまつな感じがしたのと、 恐竜以外に変な生き物ちょっと出過ぎな 
とこが少々気になりましたが、ほぼ期待通り楽しめました。結末はわかってたんですけどね… 

ナオミ・ワッツ、とても素敵でした。 
考えてみると、これまでの作品ではあまり 笑顔が見られなかったように思いますが、 
ここでは明るい笑顔にも出会えます。

?マークも当然ありますが、笑えますし、人によっては泣けますでしょう。                                           ★★★★★

2,006.2.9 「トゥルー・コーリング(DVD)                                         

写真 Vol.13最終回を見終わりました。何と言うか、さわやかな満足感があります。ここまで楽しませてくれてありがとうって感じ。突然の終わり方に不満の声も多いようですが、あれはあれで良かったのではないでしょうか。あのまま続いていくより、謎を残したままってのもありかと思ったりします。

死体安置所に勤務するトゥルーに死者が救いを求め、1日後戻りして助けるというワンパターンのストーリーながら、微妙に変化をもたせて飽きさせない手法は見事だと思います。

あの、「ヘルプミー(Ineedyouの場合も、その他のパターンもあり)」って死者が言う時、わかってんだけどビクっとしちゃうんですよね。

連続物はあまり好きでなくて、これまでに最後まで観れたのは「ビジター」とこれだけ。「24」もダメだったし、「ダーク・エンジェル」も「テイクン」も。なのでこれは貴重ですね。

あとは近々「奥さまは魔女」が加わりそうです。               ★★★★★

2,006.2.15 「ゴースト/ニューヨークの幻(DVD)                                         

 いやー、良かったぁ!これ観たの15年振りくらい、2回目。

前回は娘達がまだちっちゃくて、まわりでちょろちょろ。やや集中出来なかったのにもかかわらず不覚にもウルっと来た作品。

そうなのだ、私は涙腺が堅いのだ。特にお涙ちょうだい物大嫌い。普通に感動作品と呼ばれるものでも、「あ、ここで泣かそうと思ったでしょ?」などとひねくれた見方をしたりして…

今回は大きくなった娘達も一緒に鑑賞。普段は自分の見たい映画でない場合途中でリタイヤする事の多い下の娘も、最後まで目を離さず「完賞」致しました。

ウルっどころじゃなかったすよ、今回は。「たらっ」って流れちまいましたもん。3回も。

カミさんも娘も同様でした。ほんといい映画です。途中笑どころもあるし、最後も決してハッピーエンドじゃないけど、ホロリとさわやかな気分にさせてくれます。

昔の映画ですが、未見の方おられましたら必見ですよ! ★★★★★★★★★★

2,006.6.8   「ポセイドン」           

 く、くるしいー…

アビスも息苦しいシーン多かったけど、これはその上をいく、息苦しい映画でした。 この映画、70年代の人気作品「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイク版。

昔から何度観た事でしょう。このテの映画、実は大好きなんです。今回のは当然撮影技術も上がってるでしょうし、期待して当然ですよね。

結果から言いますと、「大変面白かったです」♪

リメイク版なんで、ストーリーはわかってるようなもの。でも、微妙に展開が違うんで、この場面で誰がどうなるのか?ってとこが予想と違ったりしてちょっとドキドキします。

前作と比べると、こちらの方が「アドベンチャー」的要素が多いですな。人間模様がもう少し描いてあったらもっと良かったかも。

前作で、男の子がトイレに行こうとして、便器が逆さまのため用が足せなかったシーン、あそこはリメイク版でも欲しかったナ…

しかし、あんだけしか助からないの?ハッピーエンドっぽい終わり方みたいだけど、あとの人達ってみんな死んじゃったんだよね。

あの場に自分がおった場合、どういう行動をとるんだろうか?とか、あの中に自分を当てはめるとどのキャラか?などと想像しながら観るのも楽しいかも。

スケールの大きな作品なんで、映画館で観る事を強くお勧めします。                                           ★★★★★

タワーリング・インフェルノも誰かリメイクしてー!

2,006.6.21   「バルトの楽園(がくえん)」           

 実はそれほど期待してなかったもので…

やられました、久々に完敗(?)です。

今月はじめ、徳島に「米子第九合唱団」の一員と して「第九」を歌いに行ったんです。 

2泊3日の、総勢20名の演奏旅行。 2日目が本番で、3日目は観光で鳴門ドイツ館と、 この「バルトの楽園」ロケ地見学。 
そりゃあ、楽しい3日でした。 

ロケ地での案内のお姉さんが最高に楽しくてね、忘れられない思い出旅行になりましたよ。美和さん、アリガトね。

そしてきのう、その映画を観てきたわけです。 
素晴らしいの一言。 久留米の収容所でひどい扱いを受けたドイツ兵が鳴門に移送され、坂東の戦友と再開するシーンからもうダメです、こらえて下さい。涙出そうなシーン盛りだくさんです。

松江所長の「ドイツ兵も国のために立派に戦った英雄なんだからきちんともてなす」というスタンス。少々の反対があろうと、正しいと思う事はやり通す強い意志。上に立つものはああでなくちゃいけんませんね。その奥様も素晴らしかった。

市原悦子もええ役者だねぇ。ほんと、この人しか出せん味があります。

戦争が終わり、ドイツ兵が感謝の気持ちを表すのには「第九」しかない!って言って、演奏したのが日本で最初の「第九」ってわけです。混声合唱部分を男声合唱に編曲したとは知らなんだ。

例え戦争で仇同士であったとしても、人類みな兄弟! 

数少ない「私を泣かせた映画」の仲間入り決定です! 

こういう映画は多くの人に観てもらいたいな。                   ★★★★★★★

2,004. 1/7〜 2,005. 5/11の映画日記

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