沿 革(新製品裏話)
新製品誕生の際には、それなりの苦労や裏話があります。
すっかり忘れてしまってるのもありますが、覚えてるものから紹介しますね♪
| 1,985年頃 | いちご大福 | 取引先の製菓材料屋さんから「都会でよう売れとうしこだけど、作ってみならんか?」と提案があった時、職人さんは「え゛ー!あんもちにイチゴ入れーだぁ?」と大変な拒否反応でした。でも、作ってみるとこれが売れたんですよ。
和菓子業界に大改革をもたらしました。山陰でいちご大福を始めたのは、当店はたぶん2番目。 同じように作ってあるように見えても、餡ともちのバランス、ボリュームなど、微妙な所で食感が変わります。いろんなお店の食べ比べも楽しいでしょう。 当店のいちご大福を食べられた方、感想をお聞かせ下さい。 |
| 1,987年頃 | あんず大福 | いちご大福が、5月から9月まで製造休止になる為(美味しい国産のいちごが入荷しないので)、その間何か出来んだろうかと、ぶどう、パイナップル、もも等いろいろと試作しましたが、あんずに白あんがいちばんしっくりきました。
当時はそれほどネーミングにこだわってなかったので、その名もまんまの名前になっちゃいました。 ところでこのあんず大福、いちご大福のピンチヒッターで登場したのに今や梅花亭の人気ナンバーワン商品です。まだの方、是非お試しあれ。フルーティな香りと味わいが魅力です。 |
| 1,995年 | 米生の郷 | 「よなうのさと」と読みます。
米子には名物と言って自慢できる銘菓がない。だったら何か作りましょいやー、と米子商工会議所、米子市観光課、有識者、消費生活アドバイザー、イベント企画会社、各菓子店の店主、工場長らによる特産品開発委員会を作り、会議を重ね、意見をまとめ、広島のもみじ饅頭のような銘菓をと、開発されたのがこの「米生の郷」でした。 当時出来たばかりの米子水鳥公園にちなみ、水鳥の卵をイメージした、黄身餡の白いおもちで、ネーミングは米子の地名のルーツ、米生郷(よなうごう)からとって「よなうのさと」。そして、米子のどこの菓子屋も同じレシピで作り、同じ価格で販売しましょう、米子の新銘菓誕生!・・・となるはずでした。 ところが・・・実際に製造、販売したのは2店のみ!まとまりのない、この業界の恥ずかしい話です。現在も、この幻の新銘菓は米子駅前の「だんご屋 萌音」さんと当店、そして一部の土産品店のみで取り扱っております。うーーん。
・・・残念ながら、2,004年現在製造を休止しております。御了承下さい。 |
| 2,000年 | ミレニアムぶっせ | 2,000年ミレニアムに因んだ新製品が何か出来んかな?と洋菓子の職人さんと相談しました。 ブッセはどげな? うん、いいねえ、でも、中身は 少し和風にしょいや。
というわけで、小豆クリームと抹茶クリームのブッセが誕生しました。米子で生まれ、安来で営業してきた鰍ンつよしをイメージして、「米子生まれ」&「安来育ち」のネーミングを提案した時、「ぶっ・・・」 「いい・・・んじゃないですか」など、反応いまいちでしたが、決定しました。 お陰さまで順調にお買い上げ頂いています。 2,003年頃から本格的に売れ始めました。2,004年現在、梅花亭の商品別売上データではBest3に入ってます。 |
| 2,001年 | もちDEショコラ | もちの中に生チョコを入れるアイデアは、実は包餡機屋さんからの提案でした。
でも、試作してみたらとても美味しかったので(店主は普段あまり甘いものを食べないんですがこれは良かった)、早速製品化にかかりました。 21世紀最初の新製品、あとはネーミングだ・・・ スタッフを集め、ネーミングを何点か考えとるんだけど・・・と言うと、「少々のことでは驚きませんので言ってみて下さい」 「チョコだがんってどう?」 「ぶっ・・・ふわっはっはー」 一部の役員さんからも反対が出て、「チョコだがん」は幻と消えました。「新世紀餅」---これもいまいち、かたいというのでボツになり、ほんなら「もちDEショコラ」これでどうだ!で決まりました。 店主が気に入った商品はやはり力が入ります。当分いろんなメディアを使って販促し、プレゼント企画もどんどんする予定です。 |
| 2,002年 |
改め「生クリーム大福」
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生クリームをあん餅に入れる!ってアイデアに
若い人や、女性には「美味しいかも?」の反応がありましたが、古い職人さんには例によって拒否反応あり。 「そんなもん作りたくない」とまで言う職人(実は親父)をまわりの連中の協力で説得して、やっとこぎつけました。 試作品は概ね好評。ただ、生クリームとあんと餅のバランスをどうするかを検討して、2度の試作後製品化しました。 モニターとネーミングを募集したところ、季節柄か雪のイメージが多く、「白雪大福は?」というのを参考にさせて頂き、白雪餅と命名しました。 2,006年4月、ローソンさんと取引するのに伴い、名前をわかりやすく「生クリーム大福」と改名致しました。 |
| 2,004年 | 大山讃菓「弓ヶ浜物語」 | 洋菓子職人が、遊び心で草もちをパイ生地で包んで焼いてみました。これが美味しくてね、久々に新製品として送り出すきっかけになりました。
問題は例によってネーミングです(笑) そんなある日取引先の担当者と雑談中に、「やっぱり地元らしい名前の商品が強い」って話になって、最近長田茶店さんが出された「大山みどり」っていうペットボトルの話を聞いて、「ふ〜ん」って思いながら車に乗ったとこでラジオからデュークエイセスの「大山讃歌」が流れたんです。 これだ!って思いましたね。大山讃歌の「歌」を「菓」にした名前にしよう!って。 その後、親しくしてるデザイナーの内田氏(アセンス)と相談する中で、大山讃菓はサブタイトルにしてメインはもっと身近な名前がいいんじゃないかって事で「弓ヶ浜」が候補に挙がりました。 パイを弓ヶ浜の白砂に例え、よもぎは松林の緑、あんは大山の大地(黒土)をイメージすればきちんとつじつまも合いますしね、、、 って事で、珍しく夏の新発売となりました。(これまで、2,000年〜2,002年は元旦発売) 今後、ぶっせ「米子生まれ」&「安来育ち」とも大山讃菓シリーズとして、梅花亭の新ブランドとなります。9月には大山を背景にした栞も出来ますので、皆様よろしくお願い申し上げます。 余談ですが、パッケージの「弓が浜物語」の文字は、店主が書いたモノです(^_^;) |